Mac のディスクスペースが少なくなってきたので、どんなファイルが容量を喰っているのか調べた。 調べてみると Xcode のデータが容量を喰っていることが分かった。 削除しても良さそうな(要出典)データを削除したら、71 GB くらい軽くなったので手順を書き残す。

概要

  • sudo du -sh コマンドでディレクトリの容量を確認する
  • ~/Library/Developer/Xcode/ から削除しても良さそうなデータを削除する
    • Archives
    • DerivedData
    • iOS DeviceSupport

環境

  • Mac OS X 10.10.5
  • Xcode 7.7.1

手順

ディレクトリの容量を確認するコマンド

sudo du -sh <file> でファイルやディレクトリの容量を一覧表示できる。

容量がでかいディレクトリを探す

とりあえず、ちまちま一覧して探してみた。

$HOME

$ sudo du -sh ~/*
202M	/Users/xxxxx/Applications
      ...(略:容量の小さいファイルは省略する)...
1.4G	/Users/xxxxx/Dropbox
 90G	/Users/xxxxx/Library
      ...(略)...
 26G	/Users/xxxxx/git
 12G	/Users/xxxxx/libs

Library が 90G も使っており、確実にこれっぽい。
ソースコードやライブラリを入れている git や lib の比じゃない。

$HOME/Library

$ sudo du -sh ~/Library/*
1.1M	/Users/xxxxx/Library/Accounts
      ...(略)...
2.8G	/Users/xxxxx/Library/Application Support
      ...(略)...
6.9G	/Users/xxxxx/Library/Caches
      ...(略)...
 76G	/Users/xxxxx/Library/Developer
      ...(略)...
2.1G	/Users/xxxxx/Library/Unity

Developer が 76G 使っており、確実にこれっぽい。
気になる中身は…

$ ls ~/Library/Developer
CoreSimulator	Shared		Xcode

Xcode か。

$HOME/Library/Developer/Xcode

$ sudo du -sh ~/Library/Developer/Xcode/*
 11G	/Users/xxxxx/Library/Developer/Xcode/Archives
 40G	/Users/xxxxx/Library/Developer/Xcode/DerivedData
      ...(略)...
 21G	/Users/xxxxx/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport

これらのファイルを消したい。

消す

消しても良いのか調べてみると、ブログ記事があった。

Xcode users can free up space on your Mac | Ajith R Nayak によれば消しても良いっぽい。また、他のディレクトリ(Caches や CoreSimulator)にも言及があり、参考になった。

rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/Archives/*
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/iOS\ DeviceSupport/*

ということで消した。

まとめ・感想

Xcode のデータが Mac のディスクスペースを 90 GB 喰っていた。 その中から容量が大きく削除しても良さそうな、以下のデータを削除することで、合計で 72 GB くらいディスクスペースを確保できた。

  • ~/Library/Developer/Xcode/Archives/*
  • ~/Library/Developer/Xcode/DerivedData/*
  • ~/Library/Developer/Xcode/iOS\ DeviceSupport/*

ディスクスペースが足りなくなってきたら、定期的に削除するのが良いと思う。